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    パスワード管理帳に潜む危険

    パスワード管理帳に潜む危険

    2023-11-08T07:30:00.000Z1 min read

    パスワード管理

    (※この記事は、2023年11月8日に更新されました。) 

    近年の情報化社会において、機密情報の厳重な管理は必須になっています。

    その際、機密性の高いユーザーID やパスワード、データなどの情報を保管できるツールが手元にあれば便利ですよね。

    では、実際どのように管理するのが良いのでしょうか。

    忘れないように手帳やパスワード管理帳に書き留めておいたり、自身のパソコンやデスクトップに付箋を貼り付けるたり、あるいはスプレッドシートにデータを打ち込んで Googleドライブで管理したりさまざまな方法が考えられます。

    しかし、これらの方法は一見便利そうに見えますが、セキュリティ面を考えると得策とは言えません。

    誰かに見られてたりアクセスされてしまう可能性がありますし、その管理帳自体を盗まれたりや紛失する可能性もあります。

    さらに、仮に盗難やハッキングの被害に遭った場合、誰の仕業なのかを追跡できない可能性が極めて高いです。

    つまり、実はこれら管理法はとてもリスクが高い方法です。

    そこで本記事では、パスワード管理帳によるパスワード管理に焦点を当てて、パスワード管理帳に潜む危険性や、それに代わる管理方法についてご紹介します。

    【目次】

    パスワード管理帳とは

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    (出典:パスワード・ID管理帳 30P|Can☆Do

    パスワード管理帳とは、サイトやサービス名および ID やパスワードを書き留めておけるようになっているメモ帳のことで、100円ショップで買える数十ページ程度のものからAmazonや楽天市場などといったネットで買えるものまで、数多くの種類があります。

    そしてパスワード管理帳には、ユーザーID を記入する欄やパスワード欄など項目ごとに記入スペースがあるのでそれに従って必要な情報を書き込みます。

    分厚さもなくコンパクトサイズのパスワード管理帳が多いので持ち運びも簡単にできます。

    ※本記事で解説するパスワード管理帳は、パスワード管理ノートのことであり、パスワード管理アプリ「パスワード管理帳(パスメモ)」ではありませんのでご注意ください。

    パスワード管理帳の使用例

    パスワード管理帳は、個人用から企業向けまで、主にオンラインアカウントの管理の目的で使われており、日本ではよくみられるパスワードの管理方法です。

    例えば、会社の備品を注文するサイトのアカウントや銀行の口座情報など、毎日使うものではないアカウントのユーザーID やパスワードを完璧に暗記するのは限りなく不可能に近いですよね。

    そのような場合に、自分でパスワード管理帳に書き込んでパスワードなどアカウントの情報をまとめて管理する人が多いようです。

    ただ、パスワード管理帳は「自分しか見ないから大丈夫」と思われるかもしれませんが、この管理方法が安全であるとは言い切れません。

    パスワード管理帳に潜む危険性

    パスワード管理帳には、主に以下のような危険が潜んでいます。

    • 何者かによる情報漏洩

    • パスワード管理帳の盗難や紛失

    • パスワード管理帳を見た人の追跡ができない

    何者かによる漏洩の危険性

    パスワード管理帳に記載する際、ほとんどの人は情報をそのまま記載するでしょう。

    中には暗号などの「自分だけにわかる書き方」で記載する人もいるでしょうが、人間が作る暗号は、大体が解読されてしまいます。

    もし、顧客の銀行口座の情報を管理しているアカウントのパスワードがパスワード管理帳に記載されていて、それを誰かに見られてしまったら、その情報が誰かの手に行き渡って重大な情報漏洩事件の発生に発展する危険性もあります。

    盗難や紛失(悪用)の危険性

    パスワード管理帳を使う場合、もちろんどこか「安全な」場所に保管するでしょう。

    ただ、そこが100%安全である保証はありません。鍵付きの引き出しや金庫に入れていても、その鍵を盗まれてしまうかもしれませんし、誰かが合鍵を作って開けてしまうかもしれません。

    また、パスワード管理帳を肌身放さず持っていたとしても、どこかに置き忘れたり盗まれたりしてしまうなんてことも考えられます。

    一瞬でも誰かの手に渡ってしまえば、中に書かれている情報を悪用されてしまうリスクが大いに高まります。

    何かが起こった際の追跡不可

    では、誰かに中身を見られてハッキングされてしまったと仮定しましょう。

    誰かに中身を見られたかもしれない、管理帳を盗まれたなど思い当たる節はあるかもしれませんが、どのようにそれを追跡することができるしょうか。

    残念ですが、そうなった場合は諦めるしかありません。

    万が一防犯カメラ等で追跡できたとしても、多大な時間と労力がかかるでしょう。

    そうなると、情報漏洩の責任を取らされて会社を追われるなんてことにもなりかねません。

    このような危険が潜んでいることを知ってしまったら、もうパスワード管理帳を使って管理するのはいい選択肢とは言えないですよね。

    では、どのようにパスワード情報を管理するのがベストなのでしょうか。

    解決策:Teampassword 

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    考えられる解決策としておすすめしたいのが、Web ブラウザやプラグイン、スマホアプリで利用可能なパスワード管理ツールの使用です。

    パスワード管理ツールとは、Web サービスなどへのログインに必要な ID および パスワードなどの保存や管理をするためのツールであり、これで 大量の ID やパスワードの保存はもちろん、マスターパスワードによるツール自体のアクセス制限や、保存した情報を他人に表示されないようにすることも可能です。

    そしてパスワード管理ツールの中でもおすすめなのが、 Teampassword です。

    Teampassword は、これまでに挙げた危険を以下のような機能で回避してくれます。

    2段階認証(2FA)

    Teampassword には2段階認証(2FA)という機能があり、マスターパスワードに加えて Google Authenticator のコードを要求することで、セキュリティが一層強化されます。

    2FAを設定することで、たとえ誰かがマスターパスワードを発見したり盗んだりしても、不正アクセスやサイバー攻撃を防止することができます。

    また、バックアップコードを生成して、アカウントからロックアウトされないようにすることもできます。

    安全で強力なパスワード生成機 と 安全な暗号化技術

    Teampassword に内蔵された高強度のパスワード生成機能を使えば、個人または共有のパスワードを設定するときに、パスワードを何にするか悩むことなくすぐに自動で生成できるので、パスワードの使い回しも避けることができます。

    また、TeamPassword を使って認証情報を共有すると、その情報はコンピューター上でローカルにハッシュ化、ソルト化、および暗号化され、暗号化された接続を介してサーバに送信されます。

    なので、管理する情報が万が一見られたとしても、それは暗号化されているので、実際の ID やパスワードが晒されることはありません。

    アクティビティとログ記録

    TeamPassword のアクティビティでは、どのログイン情報が使用されているかや、共有されているログイン情報がいつ更新されたのかを確認できます。

    また、メール通知機能で、パスワード変更などの何か重要な変更があった場合にそのお知らせを受けることができます。

    Teampassword で安全な情報管理をしよう

    このような機能がないパスワード管理帳を使用して、パスワードなどの機密情報を管理管理するのはとても危険であることがわかったと思います。セキュリティのリスクが高いパスワード管理帳ではなく、Teampassword で安全に情報を管理しましょう。

    こちらから無料でお試しいただけます!

    おすすめ記事:意外とやりがちなパスワードの危険な保存方法5つ

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