株式会社Paddle - グループ分けしてパスワードを管理・共有
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株式会社Paddle様のご紹介
インターネットメディアやiOS・Android向けのアプリを開発アプリを開発・提供している事業会社。「お金の選択肢を増やす」をミッションとして掲げ、毎日歩いた歩数に応じてビットコインと交換できるポイント(ビットコインポイント, 略称BTCp)が手に入る「BitWalk」や、リップルと交換できるポイント(リップルポイント, 略称XRPp)が手に入る「XRPWalk」のほか、お金や暗号資産(仮想通貨)に関する様々なサービスを展開しています。2024年には、株式会社エイチームによるM&Aが実現。今後は海外進出済みであるエイチームのノウハウを取り入れ、グローバル展開を目指しています。
TeamPasswordを導入した経緯
創業メンバーとして前職でTeamPasswordを利用していたこともあり、新たに起業するにあたって、導入を決断。会社単位での管理となるとツールなしでは難しい部分があるうえ、セキュリティ面でも考慮すべき点が多くなるので導入に迷いはありませんでした。以降、2016年の創業時からおよそ8年間に渡りTeamPasswordを利用しています。
以前の勤務先でTeamPasswordを利用していたことに加え、それより前から個人でもパスワードマネージャーを利用しており、iPhoneなど端末上に標準搭載されているパスワードマネージャーやGoogle パスワード マネージャーがまだ普及しておらず、そもそもパスワードマネージャーを使ってパスワードを管理するという文化が醸成していなかった当時から、高いセキュリティ意識を持ち合わせていたことも起業段階での導入に繋がったと言えるでしょう。
TeamPasswordの導入プロセスについて
導入の難易度は低かったイメージで、従業員への展開もスムーズに行えました。最近、新入社員が入社しましたが、導入に関して特に詰まる部分はありませんでした。今回のように新しいメンバーがチームに加わった場合は、管理者がTeamPassword上からメールアドレスを入力するだけで簡単に招待できます。そして、招待されたメンバーは、自分のメールアドレスに届いたリンクからアカウントを作成するだけで、すぐに参加することができます。
特に複数人でログイン情報を共有するようなチーム環境においては、メンバーの追加や変更が発生した際のアクセス管理が重要ですが、TeamPasswordはこの点に優れており、そのシンプルかつ使いやすい設計がオンボーディングもスムーズにしてくれていると実感しています。
TeamPasswordの利用シーンと従業員の反応
毎日の業務の中でTeamPasswordを欠かすことなく利用しています。ログインに必要なID・パスワードをはじめあらゆる情報をTeamPassword内に保存しているので、他のメンバーたちもいろんな場面で使っていると思います。従業員の反応としては、もはやパスワードを保存する「ツール」という枠を超えて、TeamPassword自体が当たり前の存在として認識されており、ある意味「チームの一員」として溶け込んでいると言っても過言ではありません。
TeamPasswordを利用することで、セキュリティ強化だけでなく、日常業務の効率化やチーム間の連携強化にも繋がっているので、これからも引き続き重宝していきたいと思っています。
最後にTeamPasswordのお気に入り機能とおすすめポイント
他のパスワードマネージャーは個人向けの機能のみ充実しているように感じますが、やはりTeamPasswordはエンタプライズ向けの機能が抜群です。特に、チームやプロジェクト単位でグループ分けして、グループごと、メンバーごとに必要に応じてパスワードを共有できる点が気に入っています。例えば、経理、マーケティング、エンジニアとした他の部署やチームまで共有しなくても良いユーザーIDやパスワードをグループごとに管理でき、これにより、必要なメンバーだけが特定の情報にアクセスできるようにする「最小権限の原則」も自然に実現可能となります。部署異動などでメンバーの役割が変わった場合も、そのメンバーをあるグループから外し、別のグループに加えるだけで済むため、設定の手間も少なく、セキュアなアクセス管理を維持することができます。
もう一つのおすすめポイントは、サポートです。実は、会社が買収されて今回メールアドレスを変更することになり、チャットを通じて日本語でお問い合わせをしましたが、スムーズにメールアドレスの移行を対応してもらいサポート体制にも満足しています。導入の難易度が低く、スムーズに導入できるので、取り急ぎ導入したいと考える企業には特におすすめです。